何としても                        

    温かな春の光が旭山に降り注ぎ、色鮮やかな新緑が目にまぶしい季節になりました。日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。また、昨年度も継続的に新型コロナウイルス感染症の防止対策にご協力をいただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。

   さて、いよいよ令和4年度の旭小学校がスタートします。今年度で本校は創立50周年を迎えますが、同時に、年度末には閉校と三校の統合を控えています。

    自然に恵まれ、これまで多くの子どもたちの成長を見守ってきた素晴らしい学び舎-旭小学校。私にとっても思い出がたくさん詰まった大切な母校です。今後ますます伸展する少子化に対応し、学校規模の適正化を図ることや、令和2年度から全面実施となった新学習指導要領に対応しうる学校体制の構築には、統合を避けて通ることはできません。頭では理解していても、旭山を駆け回って遊ぶ子どもたち、ビオトープでトンボを追いかける子どもたち、夏みかんやさつまいもを収穫して大喜びする子どもたちなど、豊かな環境のもとでのびのびと過ごす子どもの姿やいきいきとした笑顔を思い浮かべると、切ない思いが胸に迫ってき

 何としても、旭小学校で過ごす最後の1年が、子どもたちにとって思い出深く、充実したものになるよう、誠心誠意努めていきます。合わせて、令和5年4月には、やる気と期待を胸いっぱいに抱え、伊東小学校での生活を始められるよう、子どもたちの頭と心、体の準備を着実に進めていきます。

 令和4年度も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

令和4年度 学校だより4月号より